外来診療時間
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診療検査・手術通院中の方の再診
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ねこさんの病気について KNOWLEDGE
嘔吐(食事反応性腸症)
飼い主さんの声
週1回以上の頻度で吐いてる。未消化や消化済みのフードが出てくる。小さい頃からずっと同じなのでこれが普通だと思っていた。
食事反応性腸症
当院の獣医師より
猫はよく吐く動物と言われていますが、過度に吐く場合は病気や食事に反応している時があります。
元気なことが多いと思いますが、病気が潜んでいる可能性もありますので一度病院で検査することをお勧めします。
この猫ちゃんは子猫の時からよく吐いていて飼い主さんは普通だと思っていました。ワクチンで来院された時にこの話を伺い、他の猫ちゃんに比べて嘔吐の回数が多いことをお伝えすると驚かれていました。血液検査、他各種検査による除外診断の結果、この猫ちゃんは食事反応性腸症が疑われました。
療法食を順次試していき適合する食事が見つかった結果、嘔吐回数が減少しました。
しかしこの猫ちゃんはその後も嘔吐を繰り返していたので内視鏡検査を行ない、病理組織検査でIBD(炎症性腸疾患)という診断がでました。
その後内服薬も併用し、嘔吐はほとんどしなくなりました。現在もアレルギー用の食事と内服を継続することによって症状はおさまっています。
普段与えている食事を変更するだけで嘔吐が劇的に改善する子もいますので、気になる方は一度当院へご相談ください。